慶應義塾高校野球部に関心をもっていただき、ありがとうござます。まずはこのページと「慶應義塾高校で野球をするために」、そしてFAQをゆっくりご覧ください。そして、どうしてもわからないことがあったら、下記の連絡先まで遠慮なさらずにご連絡ください。
慶應の入試は難しくない!
本校の入試制度は大きく分けて2つあります。一般入試と推薦入試です。もちろん、誰でも入れる簡単な試験ではありませんが、準備や対策を早めにしておけばチャンスは充分あります。不安は先輩たちにもありました。一番大切なのは本人の「やる気」です。さあ、チャレンジしてみましょう!
一般入試
最初に「慶應は難しい」というイメージを払拭してほしいと思います。慶應の入試は中学の勉強を極端に逸脱してものではありません。大事なのは「傾向と対策」です。早い時期から情報を集め(できれば慶應に的をしぼったコースのある塾や予備校に通いながら)、集中して勉強すれば合格はけっして夢ではありません。
推薦入試
平成15年度から導入された本校の推薦入試は、いわゆる「スポーツ推薦」ではなく、なんら特待はありません。この入試では筆記試験はありませんが、学業面と該当する事項の実績面を評価する一次審査、2次試験では厳しい面接と高いハードルが設定された狭き門です。1次試験で評価が高かった人が面接で不合格になるということもあります。けれども、学業が優秀な人で、チーム成績や個人成績が著しく優れている人はチャンスは十分にあるので挑戦してみてください。
近年の野球部の戦績
近年の我が部の戦績は「野球王国」・神奈川県にあって立派なものであると自負しています。平成28年度の夏大会準優勝、秋季大会優勝、そして関東大会ベスト8になりました。平成16年には県大会に準優勝、関東大会でもベスト8になり、翌17年にはついに45年振りに選抜甲子園大会に出場し、全国でもベスト8の成績を収めました。その後も春の県大会準優勝、関東大会準優勝、夏も準優勝して3季連続の準優勝を成し遂げました。また平成20年には第80回選抜甲子園大会出場、第90回夏の甲子園ベスト8につづき、秋には第39回明治神宮大会で優勝しました(秋の日本一)。そして、翌年には第81回選抜甲子園大会に出場しました。
充実した高校生活
本校は慶應義塾一貫教育校であり、基本的に卒業生全員が慶應義塾大学に進学することが出来ます。ですから、大学受験を気にせず、高校時代に自分の一番好きなことに打ち込むことができます。
さらに大学で
慶應の何よりの特色は、高校・大学を通じて焦らずにゆっくり7年間かけて育成できることです。もちろん高校野球をやるからには甲子園優勝が一番の目標だと思います。しかし、その後も大切ではないでしょうか。KEIOのユニフォームを着て、神宮の舞台に立つ。野球人の憧れです。
さらに社会で
我々の究極の目標は野球を通しての人間育成です。学生の本文は学業です。勉強をしっかりやった上で野球も頑張る。ここにこそ学生野球の意義があると信じています。両者を両立させることで、社会で必要な知識、教養、マナー、体力を育んでほしいと思います。
野球界にOBがいっぱい
多数のOBが大学野球部や社会人野球部、そしてプロ野球で活躍しています。古くは牧野直隆(故人)高野連会長が有名。プロ野球選手としては渡辺泰輔投手(元南海)、赤木健一選手(元国鉄)がおられます。近年では元西武ライオンズの佐藤友亮選手(現コーチ)、日本ハムファイターズの白村明弘投手、巨人軍の山本泰寛選手、広島カープの加藤拓也投手がいます。社会人野球にもたくさんの人材を輩出しています。現在も、中林伸陽投手・齋藤大樹選手(JFE東日本)、竹内一真選手・三宮舜投手(明治安田生命)、山崎錬選手・竹内惇選手・谷田成吾選手(JX-ENEOS)、福富裕選手・阿加多直樹選手(日本生命)、藤本知輝選手(JFE西日本)、佐藤旭選手(東芝)、沓掛祥和選手(トヨタ自動車)、など多くの選手が活躍しています。また、慶應義塾大学では柳町達選手(2年)など、多数の本校出身者が活躍しています。東京6大学野球にこれだけの選手を送っている高校は他にありません。
(2017年現在)
最後に
どうでしょう、少しはお役に立てたでしょうか。住む場所、現在の学力、野球実績など、個々の事情はそれぞれ違うことでしょう。心配なこと、不安なことがありましたら遠慮なさらずにご連絡ください。出来る限り誠意ある対応をいたします。
連絡先
赤松 衡樹
グランド 045(563)6064
E-mail アドレス Akamatsu@hs.keio.ac.jp