【21回生】

部長 小高健吾

監督 石原伸晃(3回生)

主将 綿田博人

主務 新村博道

選手 五十嵐、窪田、杉村、千賀、富田、野田、向笠、山田、山本、吉村

秋は県大会に出場できませんでしたが春は地区予選を3連勝で県大会に進みます。2回戦の秦野戦では五十嵐さんが1失点に抑え綿田さんのホームランなどで6得点しベスト16になりました。3回戦では秋準優勝の向上に敗れます。

夏は初戦で法政二と対戦しますが窪田さんが2失点に抑え、打線も大量11得点で破ります。しかし続く3回戦でよもやの敗戦となりました。平塚工の3人の目まぐるしい継投作戦の前に散発3安打で敗れたそうです。(50年史石原さん)

主将の綿田さんは大学野球部でも活躍し、その後大学の助監督となり福島監督・前田監督時代を支えました。さらに平成10年秋から塾高の上田監督の留学に伴い1年間塾高監督を務め、この秋に準優勝し37年ぶりの関東大会に進出しました。現在は慶應義塾大学体育研究所教授として塾高野球部を支援していただいています。綿田さんは44年2月のハワイ遠征に参加、大学助監督時代にも58年以降復活したアメリカ遠征に参加、またUCLAにも留学されており本場のベースボールを非常によくご存知です。

■     昭和43年(1968年)秋

地区予選 10-0 桐蔭学園

1-4 希望ヶ丘

1-3 桜丘

■     昭和44年(1969年)春  県大会ベスト16

地区予選  6-4 日大

13-0 磯子工

12-1 横浜緑ヶ丘

2回戦    6-1 秦野

秦野 000 000 100 1

   慶應 102 000 03x 6

◇五十嵐-清水

【本】綿田

【三】杉村、山本、山田

3回戦    1-5 向上

慶應 000 010 000 1

向上 103 100 00x 5

◇早川、五十嵐-清水

【二】山本

■     昭和44年(1969年)夏

2回戦   11-2 法政二

法政 011 000 000 2

慶應 152 000 30x 11

◇窪田-清水

【二】山田2、安達

3回戦    2-3 平塚工

慶應 000 000 020 2

平塚 001 002 00x 3

◇窪田-清水

【22回生】

部長  小高健吾

監督  石原伸晃(3回生)

主将  安達辰彦

主務  柴山真人

選手 石川、清水、田沼、吉見

秋は残念ながら代表決定戦で敗れましたが春は2年生エース伊藤さんを中心にその後監督となる清水さんがバッテリーを組み勝ち上がりベスト16になります。3回戦は延長戦での敗退でした。

夏は石川さん、伊藤さんの2人が中心に投げますが3回戦が日没引き分け再試合となり、2日後再試合、その翌日に4回戦、しかも相手は秋ベスト4で夏準優勝することになる横浜一商というハードなスケジュール。4回戦で涙を呑みました。

なお、ナイター設備のある川崎球場で行われた3回戦がなぜ9回で再試合になったのでしょうか。石川さんの記述によると当時大洋ホエールズの本拠地でありその練習が予定されていたからだそうです。

夏は東海大相模が連覇を達成し、全国選手権大会でも初優勝をあげます。昭和44年以降の9年間で7回東海大相模が制する黄金時代でありました。

昭和45年春に工学部矢上台校舎建設のため嵐が丘球場から日吉台球場に移ります。このときの先輩方がはじめた石拾いが日吉台球場整備の第一歩となるのです。

なお、このころはまだ春合宿を静岡・草薙球場で行っていたようです。(石川さん記述)

捕手の清水さんは51年から14年間という長期間監督を務めていただきました。

■     昭和44年(1969年)秋

地区予選  19-7 金沢

6-6 希望ヶ丘

1-11 横浜一商

代表決定戦 4-6 希望ヶ丘

■     昭和45年(1970年)春  県大会ベスト16

地区予選  2-7  浅野

16-11 横浜翠嵐

13-5  磯子工

2回戦   10-3  茅ヶ崎北陵

3回戦    1-2  相洋

慶應 000 001 000 0 1

相洋 001 000 000 1×2

◇伊藤-清水

【二】安達

■     昭和45年(1970年)夏  神奈川大会ベスト16

2回戦   11-8 山手学院

3回戦    9-9 桜丘

慶應 050 310 000 9

桜丘 600 300 000 9

◇伊藤、石川-河田、清水

【二】安達

再試合   7-2 桜丘

桜丘000 001 001 2

慶應 000 140 20x 7

◇伊藤-清水

【三】清水

【二】柴山、安達2 

4回戦   0-13 横浜一商

一商 072 310 0 13

慶應 000 000 0  0

◇石川、伊藤-清水

【23回生】

部長 川上宏一郎

監督 石原伸晃(3回生)

主将 田中孝明

主務 菅 吉生(24回生)

選手 井田、伊藤、川島、中島、名取、西村、原

野球部長は川上先生に交代になります。

秋の地区予選は2勝しましたが県大会へ進めませんでした。

春の地区予選では夏優勝の桐蔭学園、ベスト8の横浜一商が入っているブロックで苦戦しました。

夏は初戦をコールドで勝ち上がり、3回戦も鎌倉学園と中盤まで接戦でしたが敗れます。

夏の初優勝を飾った創部5年目の桐蔭学園はそのまま全国選手権大会も制し、前年の東海大相模に続く神奈川県2連覇となりました。桐蔭学園の土屋選手は現在の同校監督です。 

投手の名取さんは日吉倶楽部の前幹事長です。平成17年センバツ大会出場時の対応や特別会費募集、雨天練習場施設整備等にご尽力いただきました。大学時代体育会マネージャーだったので塾内でも顔が広いのです。

 西村さんは大学で主務、現在は千葉黎明学園理事長として野球部の強化に力を入れています。

■     昭和45年(1970年)秋

地区予選 9-5 横浜商工

0-7 県商工

        14-6 港北

港北 102 102 0  6

慶應 112 082 x 14

◇伊藤-河田

【二】田中、西村

■     昭和46年(1971年)春

地区予選 0-10 桐蔭学園

21-5 戸塚

2-14  横浜一商

■     昭和46年(1971年)夏

2回戦   11-1 三崎

三崎 100 00 1

慶應 623 0x 11

◇名取、伊藤-宮沢

【二】宮沢、原

3回戦    2-8 鎌倉学園

鎌学 210 000 410 8

慶應 100 000 010 2

◇伊藤、名取-宮沢

【24回生】

部長 川上宏一郎

監督 臼倉晃一郎(慶應商工)

主将 宮澤洋一

主務 菅 吉生

選手 飯島、梶谷、境、林、藤田、山田、山本

11年間(通算13年間)監督を務められた石原さんから臼倉さんに交代となります。臼倉さんは慶應商工から大学野球部へ進んだ方です。大学卒業が昭和19年で大学の元野球部長斉藤先生の同期です。

秋は強豪武相にホームラン2本を放つも敗れ県大会出場を逃します。

春も長打の多い塾高でしたが県大会出場を逃します。

夏は一転して荒堀さんが好投し投手戦となりますが1点差に泣きました。

山田さんは日吉倶楽部元会計委員長で現在も会計委員としてご尽力いただいています。

■     昭和46年(1971年)秋

地区予選  3-12 武相

武相 070 003 110 12

慶應 020 000 010 3

◇山田-宮沢

   【本】鬼島、堀之内

   【二】沢田 

0-10 神奈川工

8-4  希望ヶ丘

■     昭和47年(1972年)春

地区予選  2-4  鶴見工

4-10 浅野

8-4  川和

慶應 010 020 113 8

川和 000 101 011 4

◇境-宮沢

【二】沢田、宮沢

■     昭和47年(1972年)夏

2回戦   0-1 南

慶應000 000 000 0

南  000 001 00x 1

◇荒堀-宮沢

【25回生】

部長 川上宏一郎

監督 臼倉晃一郎(慶應商工)

主将 荒堀 勝

主務 田中睦夫 

選手 安曇、鬼嶋、沢田、鈴木、西村、平沢、細川、堀之内

秋は練習試合を含め14連勝と勢いに乗った新チームでしたが準々決勝で法政二も破りますが準決勝では永川投手(49年ドラフト1位でヤクルトへ)を擁する横浜に破れベスト4に終わります。横浜はこの秋の神奈川を制し、関東大会準優勝で選抜大会に出場し初優勝をあげます。このときの横浜のショートは平塚学園監督の上野さんです。

春は地区予選で横浜商を破るなど3連勝で県大会に進み、横浜一商との大接戦も逆転サヨナラ負けでベスト16止まりでした。荒堀投手と平沢投手の2枚看板です。夏は4回戦で桐蔭学園と対戦。春の地区予選では2-1で勝っていましたが思わぬ大差で敗れベスト16に終わりました。

夏の2回戦では安曇選手がコールドを決めるサヨナラ満塁本塁打を打ちました。

鬼島さんは大学野球部でも活躍の後、社会人野球川崎製鉄千葉で選手・監督、慶應大学でも平成14年から4年間監督を務められました。

堀之内さんは平成9年から日吉倶楽部の総務委員、平成14年からは事務局として財産を管理していただいています。弁護士の先生で事務所の方にもお世話になっています。  

■     昭和47年(1972年)秋  県大会ベスト4

地区予選  9-3 横浜商工

8-1 希望ヶ丘

5-3 神奈川工業

2回戦    6-5 金沢

3回戦    4-1 向上

準々決勝 10-4 法政二

法政 002 002 000  4    

慶應 000 040 33x 10

◇荒堀、平沢-鬼島

【二】荒堀2、鬼島、清水

準決勝   1-5 横浜

慶應 010 000 000 1

   横浜 003 000 02x 5

◇荒堀、平沢-鬼島

■     昭和48年(1973年)春  県大会ベスト16

地区予選  4-3 横浜商

2-1 桐蔭学園

13-0 横浜翠嵐

2回戦    6-0 川和

3回戦    6-7 横浜一商

慶應 003 000 300 6

一商 000 111 112×7

◇荒堀、平沢-鬼島

【二】西村、堀之内

■     昭和48年(1973年)夏  神奈川大会ベスト16

2回戦   11-1 橘

3回戦    7-1 相原

相原 000 000 100 1 

慶應 100 002 40x 7

◇平沢-鬼島

【二】鬼島

4回戦   1-12 桐蔭学園

桐蔭 020 221 32 12

慶應 010 000 00  1

◇荒堀、平沢、荒堀-鬼島

【三】渡辺