【56回生】

部長    七條義夫

副部長  赤松衡樹

監督    上田 誠(現監督)

コーチ  海老原宗貴、草場勇介、中田恒平、蜂谷洋志(52回生)

星野友則、井上貴博、高村雄一朗、多田翔一郎、山中博康(54回生)

遠藤智之(55回生)

主将    大野裕貴

副将  平賀潤

主務    白石純生

選手  佐瀬、前山、吉野、加藤、斎藤、長尾、中野、吉村、鎌田、山岸、中嶋、水野、岡山、長本、大村、塚原、佐々木、萩原、小林、澤田、石井、宮坂、若月、内田、大木、原田、門馬、神山、本間、美濃部

秋は地区予選を3連勝。金井戦では5回参考ながら中林投手が無安打無得点に抑えます。そして県大会2回戦の桐蔭学園戦、中林-高橋バッテリーで桐蔭を押さえ終盤をリードして迎えましたが逆転サヨナラ負けとなりました。

春の県大会も初戦が桐蔭学園となります。ここでも苦杯をなめます。

そして夏も桐蔭学園のブロックに入りました。2試合連続完封コールド勝ちで3回戦に進みます。3回戦は霧が丘に先制され、その後は逆転、再逆転の苦しい展開となります。1点を追う8回裏、中林さんのタイムリーで同点とするとその後の2死満塁で4番平賀さんが満塁アーチを放ち劇的な勝利を収めます。

4回戦は三度桐蔭学園戦。その直前の中学野球横浜市大会では普通部が桐蔭学園に敗れるおまけまでついた一戦。中林さんの力投で中盤までリードし、終始押し気味に展開していましたが逆転で3大会連続で桐蔭学園に敗れました。7回1死1・3塁で中林さんが投球動作に入る前に塁審がタイムのコール。そのまま投げた投球に桐蔭の打者榎本選手が飛びつきファウル。この試合初めて出た桐蔭のスクイズだった。ノーカウントになり、カウント1-0で仕切りなおし。この後スクイズを警戒して1球外した後、中前打を打たれ同点とされた。「スクイズがなくなって気楽になった」という相手打者榎本選手。流れを変えたタイムと神奈川新聞に解説されています。

3回戦での平賀さんの劇的満塁本塁打の2ヵ月後、新チーム57回生は横浜戦で平川さんの劇的満塁アーチが飛び出します。2本の劇的満塁アーチが出た年なのです。

■  平成15年(2003年)秋

地区予選  24-0 森村学園

5-1 港北

         10-0 金井

金井 000 00  0

慶應 322 03×10

◇中林-高橋

【ニ】平賀、湯浅、中嶋、神山

2回戦    1-2 桐蔭学園

慶應 000 001 000 1

桐蔭 000 000 011x 2 

◇中林-高橋

【二】谷地

■  平成16年(2004年)春

地区予選  33-0 神奈川大附

12-0 元石川

3-2 氷取沢

2回戦     1-5 桐蔭学園

桐蔭 002 010 110 5

慶應 000 010 000 1

◇中林、忠本-高橋

【二】加藤

■  平成16年(2004年)夏

1回戦    9-0 湘南

2回戦   12-0 深沢

3回戦    8-4 霧が丘

霧丘 100 201 000 4

慶應 002 010 05x 8

◇忠本、本間、中林-長尾

【本】平賀

【二】湯浅

4回戦   1-2

桐蔭 000 000 200 2

慶應 000 010 000 1

◇中林-長尾

【57回生】

部長    七條義夫

副部長  赤松衡樹

監督    上田 誠(現監督)

コーチ  菊地啓太(51回生)

堀 正明(52回生)

星野友則、井上貴博、高村雄一朗、多田翔一郎(54回生)

遠藤智之(55回生)

      成田佑介、小林正和、萩原啓太、宮坂昭慶、吉村亮(56回生)

主将   漆畑哲也

主務   小關亮太

選手  佐藤(廉)、庄野、長丸、堀、吉井、忠本、中林、原、鹿毛、下村(徹)、宮澤、湯浅、

藤田、大久保、前野、内田、戸島、島野、加藤、森田、片山、下村(剛)、谷地、小林、近藤、米田、佐藤(光)、髙橋、長谷

45年ぶりの選抜大会出場となり甲子園ではベスト8になりました。

秋は投打が噛み合い順当に勝ち進み準々決勝では桐光に逆転勝ち。勝てば関東大会出場が決まる準決勝は横浜戦。1-4の劣勢を代打平川さんの逆転満塁ホームランではね返し見事関東大会出場を決めました。横浜に勝ったのは39年ぶりでした。

10年ぶりの秋季関東大会は1回戦に勝って浦和学院との準々決勝を迎えます。勝てば甲子園がぐっと近づくベスト4になるところでしたが4-4の同点で延長戦となり、中林投手204球の熱投も延長14回日没引き分けとなりました。再試合は中林さん連投も完敗。しかしながら準優勝の浦和学院との接戦が評価され関東の5校目の代表として選抜大会出場の推薦を得ました。塾高は本大会中雨天順延2日、再試合などにより長期間の遠征となりました。

12回生以来、実に45年ぶりという選抜大会(甲子園も昭和37年以来43年ぶり)では満員のアルプス大応援団のもと関西との雨中決戦をものにし甲子園球場に塾歌が響きました。2回戦も好投手林(現ロッテ)を擁する福井商戦。待球作戦が功を奏し疲れの見えた林投手を打ち込み中林さんの好投もあり45年ぶりのベスト8に進出。準々決勝は連投で疲れが出た中林さんが打ち込まれ残念ながら大敗を喫しました。

春季県大会は3回戦から登場。4回戦の湘南工大付戦では1点負けている状態で9回2死ランナーなしまで追い込まれますが漆畑さんの2塁打をあしがかりに逆転勝ち。準決勝でも桐光に再び逆転勝ちで選抜疲れの中林投手を使わずに決勝まで進出。日大との決勝は7回で9-1と大量リードも追いつかれ延長で敗れ45年振りの優勝を逃しました。

春季関東では常総学院など強豪を次々と破り、準決勝へ。昨秋死闘となった浦和学院との対戦となりましたが中林さんのホームランなどで大量11得点を奪い、コールド勝ちで雪辱を果たしました。決勝も接戦となりましたが残念ながら準優勝に終わりました。

夏は4回戦で優勝候補横浜との対戦。平日にもかかわらず大和引地台球場は試合開始前に満員札止めとなり球場に入れないOBやファンが球場の外を取り囲む事態となりました。試合は中林投手と川角投手の投げ合いとなりましたが塾高は前半に2点を奪い、中林さんが横浜の反撃を最終回の福田(現中日)のホームラン1点に抑え勝ち上がりました。

5回戦では本大会公立校ナンバーワン投手佐野を擁する茅ヶ崎に苦戦しますがサヨナラで勝つと準々決勝は好投手上野の平塚学園に逆転勝ちし、秋季県、関東優勝の東海大相模との準決勝を迎えます。東海大相模のエース小泉はこの日が大会中最高のできばえの投球で接戦となりますが1-1の同点延長11回、山口さんの右翼線ヒットで1塁走者湯浅さんが好判断で帰りサヨナラ勝ちとなりました。また、東海大相模には公式戦初勝利(1勝8敗)となりました。

4回戦以降4試合続けて1点差をものにした塾高の決勝は桐光と今年度3度目の対戦。桐光エース山室を打ち崩し6回表までで4点をリードしますが7回にこれまで投げ続けていた中林投手が逆転3ランを打たれ準優勝に終わってしまいました。3つの県大会はすべて準優勝という稀に見る安定した力を発揮しましたが優勝だけできなかったのが残念でした。

選抜出場に関し日吉倶楽部財政強化のための特別会費を募集しOBや一般賛同者から集めた資金をもとに野球部に支援を行いました。また選抜メモリアル事業の計画に着手しました。

■    平成16年(2004年)秋  県大会 準優勝

地区予選  5-0 霧が丘

11-1 浅野

2回戦   12-0 大和

3回戦   8-0 立花学園

4回戦   7-1 藤沢翔陵

準々決勝 6-3 桐光学園

準決勝   6-5 横浜

慶應 000 105 000 6

横浜 012 010 001 5

◇中林―鹿毛、高橋

【本】平川

【二】佐藤廉、大久保、漆畑

決勝    3-8 東海大相模

東海 000 001 142 8

慶應 000 000 300 3

◇中林―鹿毛、高橋

【二】新谷

■平成16年秋季関東(6年ぶり7度目の出場)  ベスト8

1回戦   7-3 宇都宮工

準々決勝 4-4 浦和学院(日没引き分け)

浦学 000 003 100 000 00 4

慶應 001 012 000 000 00 4

◇中林-鹿毛、高橋

【二】竹内、鹿毛

再試合   0-6 浦和学院

慶應 000 000 000 0

浦学 001 210 20X 6

◇中林-鹿毛、高橋

【三】漆畑

【二】高尾2、新谷

■平成17年選抜大会(45年ぶり6度目の出場) ベスト8

1回戦   8-7 関西

関西 100 101 310  7

慶應 103 000 301X 8

◇中林-高橋

【三】山口、中林

【二】竹内、湯浅、山口

1回表、関西に三遊間を抜かれ1点を先制される。その裏、先頭打者・竹内が左越2塁打。犠打と四球の1死1・3塁から2ゴロ併殺崩れで同点に追いつく。3回裏、四球で出塁の竹内と高尾の左前安打で2死1・3塁から、高尾2盗の間に竹内が本塁ダブルスチールを決め、さらに湯浅の左前、山口の左越3塁打で計3点を奪う。4回表、2死3塁から左翼線を破られ1点を奪われる。6回表、関西・船引に左前安打、松本に左翼線2塁打と連打され1点。7回表、1死2・3塁から関西・松本に左越3塁打され、さらに船引の右翼線2塁打で計3点と逆転を許す。7回裏2死から高尾の右前、湯浅の右翼線2塁打、山口の左翼線2塁打、中林の右越3塁打の計4連打で3点を奪い再逆転。8回表、2死から再度同点となる。9回裏、1死から湯浅の中前安打、山口四球、中林の中前安打で満塁とし、代打・新谷がしぶとく中前に運びサヨナラ勝ち。相手投手:西所学広。

(神奈川高校野球資料館から抜粋)

2回戦  3-1 福井商

慶應 001 000 110 3

福井 000 100 000 1

◇中林-高橋

【三】新谷、竹内

3回表、渕上が左前安打で出塁すると新谷が右中間を破る3塁打で1点を先制。4回裏、福井商に中越3塁打、スクイズで同点に追いつかれる。7回表、四球で出塁した山口が2盗を試み、送球が乱れる間に3塁へ。続く高尾の左前安打で1点を勝ち越し。8回表、2死から3番に入った当たり屋・竹内が左中間3塁打を放つと、続く湯浅がショート越えにしぶとく運び、貴重な1点を追加。相手投手:林啓介。

(神奈川高校野球資料館から抜粋)

準々決勝 1-15 神戸国際大付

神戸 500 051 301 15

慶應 001 000 000  1

◇中林、忠本、福山、中林-高橋、鹿毛

【二】中林

1回表、神戸は右前打、左中間2塁打でまず1点。正木に左翼スタンドへ運ばれ2点を奪われる。さらにエラーと安打で出塁した走者を2・3塁に置き、2者連続スクイズで2点。3回裏、渕上・新谷が四球を選び1死2・3塁から高尾の中犠飛で1点を返す。1-5で迎えた5回表、2死からエラー、四球、内野安打で2死満塁となり、神戸・大西に走者一掃の右越3塁打、さらに右越連続3塁打と中前打で2点を奪われ、計5点を追加される。6回表、慶応は投手を忠本にスイッチするが、左越2塁打、左前安打で1点を追加される。7回表、慶応は投手を福山にスイッチするが、四死球と盗塁で1死2・3塁とされ、正木に右翼線を抜かれ2点、さらに再度、中林を登板させるが右前に運ばれ、この回、計3点を奪われる。9回表、犠飛で1点を追加される。14点差ゲームは、甲子園における神奈川代表の最多得点差試合。相手投手:大西正樹-有元一真。

(神奈川高校野球資料館から抜粋)

■    平成17年(2005年)春  県大会 準優勝

3回戦     7-3 武相

4回戦     7-5 湘南工大附

準々決勝   6-3 法政二

準決勝     8-5 桐光学園

慶應 000 002 033 8

桐光 200 100 011 5

◇宮本、田代、忠本、崔、福山、漆畑-高橋

【三】高尾

【二】山口2

決勝     10-14 日大

日大 000 000 145 04 14

慶應 010 021 510 00 10

◇忠本、福山、宮本、漆畑、崔、田代-野毛、高橋

【本】野毛

【三】竹内

【二】湯浅、高尾

■平成17年春季関東 (10年ぶり4度目の出場) 準優勝

1回戦   7-4 鷲宮

2回戦   9-8 常総学院

準々決勝 9-5 銚子西

準決勝  11-4 浦和学院

慶應 105 002 3 11

浦学 010 300 0  4

◇中林-高橋

【本】中林

【三】竹内

決勝   6-7 作新学院

慶應 002 002 110 6

作新 011 410 00X 7

◇忠本、中林-高橋、野毛

【本】高尾2

■  平成17年(2005年)夏  神奈川大会 準優勝

2回戦  17-0 新磯 

3回戦   8-1 山手学院

4回戦   2-1 横浜

5回戦   3-2 茅ヶ崎

準々決勝 4-3 平塚学園

準決勝   2-1 東海大相模

東海 000 000 100 00  1

慶應 000 001 000 01X 2

◇中林-高橋

【二】山口

決勝    5-11 桐光学園

慶應 100 121 000 5

桐光 000 012 62X 11

◇中林、忠本、田代、宮本-高橋

【二】山口、渕上、高尾

1回表、高尾の中前適時打で1点を先制。4回表、漆畑の右犠飛で1点を追加。5回表、高尾の左中間適時打で2点を追加。5回裏、桐光は中犠飛で1点を返し4-1。6回表、竹内の中前適時打で1点を追加し5-1。6回裏、桐光は適時打で1点を返し、さらに松本が右前打で5-3とする。7回裏、桐光は四球、中前打で1死1・3塁とすると、村山が右翼へ逆転の3点本塁打し5-6と逆転。慶応は中林をあきらめ忠本にスイッチ。さらに左中間適時打で1点を追加、四球で1死1・3塁とし、替わった慶応・田代から四球で1死満塁の後、1塁強襲、左犠飛でこの回一挙6点を挙げる。さらに8回裏、桐光は連続2塁打でダメ押しの2点を挙げる。投手:中林伸陽・忠本・田代・宮本-山室公志郎・石渡智大。

(神奈川高校野球資料館から抜粋)

【58回生】

部長    七條義夫

副部長  赤松衡樹

監督    上田 誠(現監督)

コーチ  菊地啓太(51回生)

星野友則、井上貴博、高村雄一朗、多田翔一郎(54回生)

遠藤智之(55回生)

成田佑介、小林正和、萩原啓太、宮坂昭慶、吉村亮(56回生)  

主将   平川敬吾

副将   髙尾 康浩、新谷拓也

主務   長野克哉

選手  田村、渕上、白井、福山、正木、村上、長田、田代、野毛、、内山、椎原、崔、澤村、

鈴木、竹内、津田、土志田、植村、渡邉(達)、奥谷、森、、飛田、福村、渡辺(隆)、

山本、兒嶋、坂本、竹下、佐藤、佐野、西村、水野、南井、山口

竹内さん、高尾さん、山口さん、渕上さん、新谷さんなど前年の甲子園メンバーを多数残して秋の大会に臨みました。秋の地区予選では森投手が5回参考ながら完全試合。3回戦では横浜緑ヶ丘に苦戦しますが4回戦で好打者の多い横浜隼人に打ち勝ち準々決勝に進みます。中盤以降隼人打線を抑えた田代投手の好投も勝因でした。準々決勝は桐蔭学園相手に予想外の大敗。打線に火がつく前に思わぬ大量失点で試合が一方的になってしまいました。

春は城郷、三浦と破って準々決勝で桐光学園と対戦します。中盤まで投手戦でしたが後半試合が動きます。桐光に逆転され1-3となった7回裏、2死走者なしから渕上さんの四球のあと竹内さん、高尾さん、代打野毛さん、伊場さんと4連打で一挙4点を奪って逆転。3番手福山投手が反撃を1点に抑え逃げ切り、2年連続夏の第1シードを獲得しました。準決勝では選抜優勝の横浜相手に中盤までは善戦も敗戦。6回まで横浜打線を田代投手が3点に抑えていましたが7回以降代わった投手が打たれました。塾高も横浜と同じ12安打を放ちましたが2得点のみが残念でした。しかし、関東大会出場権を持つ選抜優勝の横浜が決勝まで残ったため3位チームにも関東大会出場となり、翌日3位決定戦が行われました。相手は秋に苦杯をなめた桐蔭学園。秋の雪辱を果たすべく桐蔭のエース加賀見を打ち込み接戦となります。8回に同点に追いつかれ、9回裏1死から代打にサヨナラホームランを打たれ敗戦。秋から成長した田代投手が力投し、夏への手ごたえを感じさせる熱戦でした。

6月はこの夏を制する早稲田実業とのオープン戦、慶應田代と早実斉藤の投げあいは竹内の2ランで逆転した塾高が2-1で勝利。斉藤投手の不敗神話は慶應との敗戦の後、始まったのでしょうか?浦和学院や仙台育英などこの夏に甲子園に出場する強豪との練習試合では全て勝ち、順調な仕上がりで夏を迎えます。

夏は一転して打線が振るわず初戦から苦戦の連続。さらに3回戦は雨で塾高と関東学院の試合だけ3日も順延になり日程も苦しくなりました。4回戦も雨で1日順延となりました。この久里浜戦は中盤を正木投手が抑え、9回から田代投手につなぎ、延長11回、主将平川さんのライトオーバーでサヨナラ勝ちとなりました。5回戦では好投手松山(2年)を擁する横浜商大と対戦。序盤に大量失点しますがこつこつと得点の重ね一時は2点差まで追い上げましたが結局14安打を放ちながら思うように得点できず、夏が終わりました。

平成17年10月15日、選抜出場を記念して1塁側球場入り口前にアオダモが植樹されました。選抜メモリアル事業として照明設備設置を検討していましたが予算等の問題で断念し、3月から屋内ブルペン整備へ方針を変更します。

■  平成17年(2005年)秋  県大会 ベスト8

地区予選  12-0 上矢部

         11-1 城郷

28-0 森村学園

2回戦    16-0 茅ヶ崎

3回戦     3-1 横浜緑ヶ丘

4回戦     6-4 横浜隼人

隼人 004 000 000 4

慶應 100 301 10X 6

◇宮本、田代-伊場

【三】正木

【二】平川

準々決勝  1-11 桐蔭学園

桐蔭 116 30 11

慶應 100 00  1

◇宮本、田代、成田-伊場

【二】伊場、田中

■  平成18年(2006年)春

地区予選  10-0 横浜旭陵

8-0 上郷

10-3 金井

2回戦    11-1 小田原

3回戦     4-1 城郷

4回戦    10-3 三浦

準々決勝   5-4 桐光学園

桐光 000 001 201 4

慶應 001 000 40X 5

◇田代、宮本、福山-伊場

【二】竹内、野毛

準決勝    2-9 横浜

横浜 010 200 303 9

慶應 100 000 001 2

◇田代、福山、正木、宮本、崔-伊場

【二】新谷、矢島

3位決定戦 4-5 桐蔭学園

慶應 003 000 100 4

桐蔭 021 000 011X 5

◇田代-伊場

【二】正木、竹内2

■  平成18年(2006年)夏  神奈川大会 ベスト16

2回戦   2-1 秦野

3回戦   4-1 関東学院

4回戦   3-2 久里浜

久里浜 001 100 000 00 2

慶應   001 001 000 01X 3

◇福山、正木、田代-伊場

【三】伊場

【二】高尾

5回戦   4-11 横浜商大

慶應 001 210 00  4

商大 420 020 12X 11

◇田代、福山、正木-伊場

【二】山口、平川、伊場

【59回生】

部長    七條義夫

副部長  赤松衡樹、福田正彦(応援指導部部長と兼務)、

監督    上田 誠(現監督)

コーチ  星野友則(54回生)

遠藤智之(55回生)

成田佑介、小林正和、萩原啓太、宮坂昭慶、吉村亮(56回生)  

鈴木賢吾、竹下俊輔、渡辺達也、村上謙太(58回生)

主将   伊場竜太

副将   宮本真己、後藤孝輔

主務   上田陸平

選手   岡、大林、細江、吉田(雄)、相田、吉田(達)、亀谷、水谷、橋口、奥井、田中(航)、沖田、井澤、剣持、矢島、斎藤、大瀧、出羽、西山、遠藤、榮、田中(英)、辻、岩崎、日比野、弾、鈴木、

千々和、黒住、野俣、田中(聡)、柳、成田、佐々木、勝倉、浅井、須田、庄子

秋は圧倒的な試合で地区予選を3勝し、2回戦も大量得点。3回戦は4投手のリレーで勝ちベスト16になりますが4回戦で百合丘に苦戦。5点差を追いつきますが延長11回力尽きました。

春も地区予選、2・3回戦と順調に勝ちあがり4回戦ではY校に久々の勝利。昭和62年の横浜市長杯以来であり、公式記録の残っているものでは昭和48年春季地区予選以来34年ぶり、県大会としては昭和37年以来45年ぶりとなるものでした。2年生エース田村さんの無四球の好投と主砲伊場さんのホームラン、再三飛び出す内外野の好守備などで勝ちました。3回戦では慶應義塾湘南藤沢との慶慶対決が実現。塾高が勝利をおさめています。準々決勝では打線が爆発し圧勝でした。伊場さんが2試合連続本塁打、田村投手が3安打完封。野俣さんはサイクルヒットを記録しました。

準決勝は野球特待生問題で横浜高校が出場辞退。特別規則により対戦となる東海大相模も辞退のため不戦勝で決勝進出となりました。 決勝は秋準優勝で選抜に出場した日大藤沢と対戦。最終回3ランホームランなどで詰め寄られますが逃げ切って47年ぶりの春季大会優勝となりました。県大会優勝も45年ぶりです。

2年ぶり5回目の春季関東大会は地元神奈川での開催で伊場主将が選手宣誓。2回戦は竜ヶ崎一に競り勝ち、準々決勝では伊場さんの2試合連続本塁打などでコールド勝ちし2年ぶりのベスト4に進出しました。準決勝は一転、甲府商のエース米田投手の前に散発3安打に抑えられました。

夏は3年連続第1シード。台風とその後の雨で3日も順延して向かえた初戦は桜丘に7回まで1点リードを許しますが8回に内藤さん、山﨑さんの連続タイムリーで逆転勝利となりました。3回戦も6回まで同点という試合でしたが山﨑さんの満塁走者一掃の2塁打で勝ち越しました。4回戦は10本の長打と1年生白村投手の1失点の好投によりコールドで勝ち上がると、5回戦では公式戦5連敗中の桐蔭学園と対戦。序盤リードも4回に5連打などで逆転されます。しかし、伊場さんが5回に同点打を放つと、7回には宮本さんが勝ち越し2点タイムリーを放ち、田村投手が11安打を打たれながらもよく抑え夏の大会では33年ぶりとなる桐蔭学園からの勝利をおさめました。勢いに乗る塾高打線は準々決勝で代打野俣さんのダメ押し3ランなどY校から12安打を放ちコールドで勝ちます。

準決勝は2年前決勝で敗れた桐光学園。2回に細江さんのタイムリー2塁打で先制すると7回にも内藤さんのタイムリーで2点をリードします。しかしその裏ここまで投げ抜いてきたエース田村投手に疲れが見え、桐光打線に3安打、2四死球で4点を取られ逆転され夏が終わりました。

決勝戦では桐光学園が東海大相模を10-8で振り切り2年ぶりの甲子園出場を決めました。

主務を監督の次男上田陸平さんが担当しました。

平成19年3月、選抜メモリアル事業の室内練習場が完成しました。

■  昭和18年(2006年)秋  県大会 ベスト16

地区予選  14-1 和泉・岡津

18-1 秀英

         17-0 旭

2回戦    12-3 茅ヶ崎

3回戦    6-2 立花学園

立花 100 000 100 2

慶應 050 000 01X 6

◇成田、黒住、宮本、只野-伊場

【二】宮本

4回戦    6-7 百合丘  

百合丘 002 130 000 01 7

慶應   000 100 401 00 6

◇宮本、黒住、成田、只野-伊場

■  平成19年(2007)春  県大会 優勝(47年ぶり3回目) 

地区予選 18-0  横浜学園

         8-1 山手学院

2回戦   12-8 瀬谷 

3回戦   7-0  慶應義塾湘南藤沢

4回戦   3-2  横浜商

準々決勝 17-0 立花学園

立花 000 00  0

慶應 207 8x 17

◇田村-伊場

【本】伊場、野俣

【三】野俣

【二】溝口、伊場2、野俣、千々和、矢島

準決勝       不戦勝

決勝    8-6  日大藤沢      

日藤 010 000 104 6

慶應 010 220 12x 8

   ◇田村-伊場

   【三】伊場

   【二】山崎2、矢島、鈴木裕、田村

■平成19年春季関東大会(2年ぶり5度目の出場) ベスト4

2回戦  6-3 竜ヶ崎一

準々決勝 10-3 東海大菅生

慶應 130 320 01 10

東海 011 001 00  3

◇白村、只野、田村-伊場

【本】 伊場

【三】 山崎

【二】 矢島、溝口、伊場、野俣、千々和

準決勝 0-2 甲府商   

慶應 000 000 000 0

甲府 001 001 00x 2

◇白村、黒住、只野、田村-伊場

■  平成19年(2007年)夏  ベスト4

2回戦  4-3 桜丘

3回戦  5-2 大和南

4回戦  11-1 久里浜

5回戦  6-4 桐蔭学園

桐蔭 000 400 000 4

慶應 210 010 20x 6

◇田村-伊場

【二】 内藤3、伊場

準々決勝 12-3 横浜商

慶應 301 050 03 12

Y校 000 101 10  3

◇只野、田村-伊場

【本】 野俣

【二】 田中聡、山﨑、伊場、矢島、野俣

準決勝 2-4 桐光学園 

慶應 010 000 100 2

桐光 000 000 40x 4

◇田村-伊場

【二】 細江

【60回生】

部長    七條義夫

副部長  福田正彦(応援指導部部長と兼務)

監督    上田 誠(現監督)

コーチ  星野友則(54回生)

成田佑介、小林正和、萩原啓太、宮坂昭慶、吉村亮(56回生)  

鈴木賢吾、竹下俊輔、渡辺達也、村上謙太(58回生)

細江貴文、遠藤雄史、榮大吾、黒住駿、佐々木理人(59回生)

主将   山﨑 錬

副将   溝口透麻、加藤佳弘

主務   土田祥平

選手  青野、青山、阿加多、池田、五十川、伊藤、小川、河内、郡司、小泉、小嶋、小畑、近藤、

齊藤(雄太)、佐々木、清水、鈴木(裕)、鈴木(亮)、高尾、只野、田中(豪)、田村、友岡、内藤、

中尾、能登、長谷、深見、福富、普久原、牟田、本島

塾高野球部に新たな歴史が加わりました。92年ぶりの夏3勝、88年ぶりの夏ベスト8は見事でした。

秋季県大会を3年ぶりの準優勝で関東大会に進むとそこでも準優勝、いずれも横浜に敗れるも、3年ぶりの選抜大会出場となりました。しかし甲子園では21世紀枠華陵に初戦敗退、春季大会も4回戦で桐光学園にコールド負けと低迷したが夏は記念大会で2校出場となるチャンスを生かし、東海大相模との壮絶な決勝戦を制し46年ぶりの選手権大会出場を果たしました。春夏連続出場の甲子園では初戦大会最多出場の松商学園と対戦し逆転で勝利をつかむと波に乗り高岡商、青森山田と連続完封勝利。準々決勝は浦添商に延長で敗れベスト8に終わるが大活躍でした。

秋は3年ぶりの準優勝。4回戦では慶應藤沢との兄弟対決。慶應藤沢投手の好投もあり接戦となりましたが1点差で逃げ切りました。準々決勝は春季大会決勝で対戦した日大藤沢でしたが只野投手の4安打完封でコールド勝ち。

関東大会出場がかかる準決勝はここまで桐蔭、平学、横浜創学館を倒し勢いに乗る川崎北との対戦。川崎北にヒットを集められ3点をリードされる。しかし4番鈴木裕さんのレフトオーバー3塁打で同点、溝口さんの内野安打で逆転に成功すると田村投手から只野投手へつなぎ反撃を振り切りました。

決勝は横浜に対し只野投手が好投し、中盤に1点差まで詰め寄りますが最後は力尽き、惜しくも準優勝に終わりました。

関東大会初戦は常磐に対し田村さんが1失点。2回戦は地元1位の宇都宮南。1-2の7回に山﨑さんが同点打、鈴木裕さんの2塁打で逆転、田村さん、只野さんのリレーでしのぎセンバツへ大きく近づくベスト4に。準々決勝は聖望学園と対戦し0-1の6回に山﨑さん同点打、溝口さん2塁打で逆転。只野さん、田村さんのリレーで勝ち、48年ぶりの決勝進出を果たし、再び横浜との対戦となりました。これは10年ぶりの神奈川対決。横浜のエース土屋を攻略するが最後は粘られ1点差でまたしても横浜に敗れました。

3年ぶりの甲子園初戦は華陵と対戦。山﨑さんが4安打など8安打を放ち毎回のようにランナーを出しますが本塁が遠く1点に泣きました。

春季県大会は3回戦から登場し百合丘にコールドで勝ち、4回戦で桐光学園と対戦。田村投手が故障で登板できず、と4番鈴木裕さんも負傷で欠場でしたが8回コールド負け。チームもどん底の状態になりますが、ここから夏に向けて這い上がりだしました。

90回記念大会のため南北に分かれ2校が出場できる絶好のチャンス。塾高の2回戦は青野さん・白村さんの完封リレー、山﨑さんの満塁本塁打でコールド勝ち、3回戦は白村さん・田村さんで6回16奪三振コールド、4回戦は只野さん・田村さんが3塁を踏ませぬ完封リレーで準々決勝へ進みます。準々決勝は桐蔭学園をコールドで破った川崎工業が相手でしたが初回に福富さん、鈴木裕さん、田村さんのタイムリーで4点を先制すると田村さん・只野さんのリレーで川崎工業の反撃を振り切り、鈴木裕さんの2ランなどの追加点もあって勝利をおさめました。

準決勝は春コールドで敗戦した桐光学園が相手。鈴木裕さん、阿加多さんのタイムリーで2点を先制すると阿加多さんのタイムリー、山﨑さんの2ランを追加しリードを5点に広げる。7回田村投手が先頭打者を出すと只野投手にスイッチ。2点を奪われるも以後を抑え3年ぶりの決勝へ進みました。

決勝の相手は優勝候補本命の東海大相模。この試合は神奈川球史に残るすさまじい死闘となりました。序盤東海の4番大田選手に一発を浴び先制を許しすぐに敵失で追いつきますが再びタイムリーを打たれリードを許し終盤に入ります。7回に福冨さんの中越え2点タイムリーで逆転すると山﨑さんもタイムリーで続き2点をリードします。その裏から田村投手に代えて只野投手がマウンドに上がりますが2死から4連打を浴び再び逆転を許します。2点差のまま最終回を迎え、代打普久原さん。ここで今大会まだヒットのなかった普久原さんがヒットで出塁。内藤さんがヒット、バントで送ったあと山﨑さんの内野安打でまず1点。さらに鈴木裕さんがセンターに大飛球を放ち、これが犠牲フライになって土壇場で同点に追いつきます。只野投手は再三のピンチを抑え味方の反撃を待ちます。真夏の太陽に雲がかかり少し気温が下がった延長13回、2死2塁で東海は145km超のスピードボールを持つ大田がマウンドに上がります。ここで福富さんが速球を中越えに弾き返し勝ち越し点を奪います。さらに山﨑さんがライトへダメ押しの2ランを放ち、只野投手が最後も抑えようやく終止符を打ち大優勝となりました。

46年ぶりの夏の甲子園は古豪松商学園と対戦。アルプスも内野席もぎっしり埋まった甲子園球場。1点を先制されるもすぐに斎藤さん、溝口さん、内藤さんの3連続タイムリーで逆転するとその後も追加点を奪い主導権を握ります。田村投手が7回を2失点に抑え、8回から登板した只野投手が9回に2点を奪われますが逃げ切りました。

2回戦は高岡商に田村さん、只野さんで完封リレー、福富さん、鈴木裕さんのタイムリーなどで5点を奪い88年ぶりの大会2勝となりました。3回戦も青森山田に対し田村さん、只野さんが完封リレー、初回に山﨑さんがタイムリー、7回は溝口さんがスクイズを決め92年前の優勝以来の大会3勝となりました。

準々決勝は甲子園球場が満員となり、アルプスや内野席に入れない人がでました。浦添商に先制されるも鈴木裕さんの2塁打で同点、4回に併殺崩れで再びリードを許します。この試合は只野投手が先発し、5回から田村投手にスイッチします。7回に山﨑さんが同点打を打ちます。山﨑さんは前日の試合中に右手親指を捻挫していましたが怪我を感じさせない一打でした。さらに田村さんが右前に勝ち越しタイムリーで逆転しますが、田村投手にアクシデントが発生。足裏のマメが裂けたため治療をしてマウンドへ上がりますが犠飛で同点に追いつかれ、そのまま延長戦へ。10回にスクイズで勝ち越されます。塾高も代打普久原さんがヒットで出塁し、北神奈川大会決勝の再現かと期待されましたが好投手伊波の145km速球に抑えられベスト8で終わりました。

甲子園のあと全日本チームのブラジル遠征メンバーに田村投手が選ばれました。ブラジルで3試合に登板し1完投を含む2勝の活躍でした。

■    平成19年(2007年)秋  県大会 準優勝

地区予選  8-1 荏田

9-2 柏陽

3-1 日大

2回戦   7-0 三浦

3回戦   8-1 藤嶺藤沢

4回戦   2-1 慶應藤沢

準々決勝 7-0 日大藤沢

準決勝   5-3 川崎北

川北 000 210 000 3

慶應 000 040 10×5

◇田村、只野―鈴木亮

【三】鈴木裕

【二】内藤3、山﨑

決勝    2-9 横浜

慶應 000 000 020 2

横浜 200 000 16×9

◇白村、只野、小泉―鈴木亮

【二】山﨑2、福富

■平成19年秋季関東(3年ぶり8度目の出場)  準優勝

1回戦   6-1 常磐

準々決勝 4-2 宇都宮南

  宇南 001 100 000 2

 慶應 100 000 30×4

◇田村、只野-鈴木亮

【二】鈴木裕

準決勝  3-1 聖望学園

慶應 000 002 010 3

聖望 000 100 000 1

◇只野、田村-鈴木亮

【二】山﨑、溝口、小川

決勝   2-3 横浜

横浜 101 000 100 3

慶應 000 000 110 2

◇田村、只野-鈴木亮

【二】小川、福富

■平成20年春 選抜大会(3年ぶり7度目の出場)

1回戦  0-1 華陵

  華陵 100 000 000 1

慶應 000 000 000 0

◇田村、只野-鈴木亮

【二】 鈴木亮、山﨑

■    平成20年(2008年)春  県大会 ベスト16

 3回戦 10-0 百合丘

 4回戦 0-7 桐光学園

桐光 000 003 04 7

慶應 000 000 00 0

◇只野、白村、小嶋、只野-鈴木亮

■    平成20年(2008年)夏  北神奈川大会 優勝(46年ぶり4度目)

 2回戦 15-0 ひばりが丘

 3回戦 10-0 鶴見

 4回戦  4-0 神奈川工業

 準々決勝 7-3 川崎工業

準決勝  5-2 桐光学園

慶應 002 010 200 5  

桐光 000 000 200 2

◇田村、只野-鈴木亮

【本】 山﨑

【三】 阿加多

決勝    9-6 東海大相模

慶應 000 010 302 000 3 9  

東海 000 101 400 000 0 6

◇田村、只野-鈴木亮

【本】 山﨑

【三】 福富

【二】 福富2、内藤、山﨑

■平成20年夏 選手権大会(46年ぶり17度目の出場)  ベスト8

1回戦 6-4 松商学園

松商 010 010 002 4

慶應 041 100 00×6  

◇田村、只野-鈴木亮

【三】 溝口

2回戦 5-0 高岡商

慶應 003 010 010 5  

高商 000 000 000 0

◇田村、只野-鈴木亮

【二】 鈴木裕、福富、只野

3回戦 2-0 青森山田

青森 000 000 000 0

慶應 100 000 10×2

◇田村、只野-鈴木亮

準々決勝 3-4 浦添商  

浦商 100 100 010 1 4

慶應001 000 200 0 3

◇只野、田村-鈴木亮