部長 七條義夫
副部長 福田正彦(応援指導部部長と兼務)、4月から赤松衡樹
監督 上田 誠(現監督)
コーチ 小林正和、吉村亮(56回生)
鈴木賢吾、竹下俊輔、渡辺達也、村上謙太(58回生)
細江貴文、遠藤雄史、榮大吾、黒住駿、佐々木理人、奥井雄太、上田陸平(59回生)
佐々木啓(60回生)
特別コーチ 吉田翼(48回生)
主将 植田忠尚
副将 岩田拓朗、佐藤達路
主務 杉林秀輝
選手 鮎澤、荒川、石黒、市村、出射、宇髙、片山、金田、岸、久保、隈元、小西、合田、
齋藤(拓)、﨑村、櫻井、迫、佐藤(至)、柴田、髙野、竹本、田村(勇)、千種、寺田、冨永、
白村、原田、春山、坂東、平井、廣瀬、堀井、堀江、堀越、堀、前田、槙島、三雲、宮下、
森本、山本、渡邊(暁)、渡邉(竜)
選手権大会出場のため秋季県大会は地区予選なし、2回戦からの登場。前チームで甲子園メンバーは3人しかいないという状態であるにもかかわらず甲子園から帰って新チームの練習が始まったのが8月18日。練習試合も多くが雨で流れて臨んだ秋季大会。しかし、甲子園応援には夜行バスで往復し、間の時間で練習をやっていた新チームは快進撃を続けました。エース白村が快投。打線は1番から9番まで繋ぐ野球を実践し、守りも堅く、強豪揃いの組み合わせでありましたが勝ち進みました。3回戦では東海大相模に対し13安打を放ち同校に対し初めての7回コールド勝ち。準々決勝でも夏の主力を残す桐光学園に荒川さんの3塁打で先制すると5回は敵失に乗じて一挙5点を奪い、白村さんが2安打完封で7回コールド勝ち。
準決勝は日大1年生投手丸岡と白村投手の投手戦となりましたが、初回先制2点2塁打を白村さんが放ち、散発4安打1失点に抑え2年連続の関東切符を手にしました。そして決勝では日大藤沢に今大会初のタイムリーを打たれ、先制を許しますがこの1安打のみに抑え、敵失にタイムリーを絡めた塾高が7点を奪い、昭和34年以来49年ぶり4度目の秋季大会優勝を飾りました。また、同時に神奈川県で開催される関東大会で2回戦からの登場となるスーパーシードを獲得。なお、秋季大会を一人で投げ抜いた白村さんは44イニングで失点3、被安打もわずかに15という完璧な投球でした。
関東大会では初戦が木更津総合との対戦となりました。毎年春に行なっている練習試合でも勝ったことがない相手で春の関東優勝、夏も甲子園に出場した強豪でしたが、杉山さんの2点タイムリーで逆転すると宮下さんの3安打や荒川さん、白村さんのタイムリーで7点を奪い、選抜出場に大きく前進するベスト4を決めました。白村投手は腰痛を我慢しての投球でした。
準決勝では白村さん、石黒さんのタイムリーで2点リードすると腰痛の白村投手から公式戦初登板の明さんにスイッチ。逆転を許しますが植田さん、白村さんの連続タイムリーで逆転し、6回から同じく公式戦初登板の瀧本さんが4回を無失点に抑え2年連続の決勝進出。
決勝は明さん先発、瀧本さんリリーフするも初回に5失点。しかし、以降を瀧本さんが粘りの投球で抑えると、瀧本さん、荒川さんのタイムリーなどで徐々に詰め寄り、7回に押し出しで同点とすると、岩田さんのタイムリーなどで一挙5得点。その後は腰痛の白村さんが無失点に抑え、49年ぶり2回目の優勝を飾りました。
初出場の明治神宮大会初戦は146kmの速球を持つ下沖を擁する光星学院。しかし荒川さんのタイムリーとスクイズで2点を先制すると、明さんが3安打2失点に抑え完投勝利。
準決勝は瀧本さん、植田さん、宮下さん、荒川さんのタイムリーなどで得点を重ね、瀧本投手が完封。
決勝は強豪の多い近畿大会を勝ち上がってきた天理と対戦。しかし、初回植田さんのタイムリーで先制すると、荒川さんの2塁打でこの回3点。その後2度ほど追いつかれるも8回に白村さんのヒットと敵失で勝ち越し、明、瀧本、白村3投手のリレーで逃げ切り、日本一となりました。
塾高の日本一により関東・東京の出場枠が1校増え、東京準優勝の早稲田実業もセンバツに出場することが決まり、早慶戦実現か、と話題になったセンバツ大会。2年連続8度目のセンバツ大会。これは、昭和23年夏から24年夏までの3季連続以来、塾高としては50年ぶり2回目の3季連続の甲子園出場でもありましたが島根の開星に逆転負け。エース白村さんが11三振を奪う投球でしたが、先制した直後に乱れ、四球連発の後2死までこぎつけましたが2点2塁打を打たれたのが悔やまれました。
センバツ後にメンバーを入れ替えて臨んだ春季県大会。4回戦では4番に座った1年生谷田さんの3安打4打点の活躍などで川崎北にコールド勝ちをおさめベスト8となりますが、準々決勝で桐光学園に延長サヨナラで敗れました。
神奈川県でどの高校も実現していない4季連続甲子園を目指して臨んだ夏の大会。2回戦では明投手が7回を無安打無失点の好投。1年生三宮投手と完封リレーで初戦を勝ち、迎えた3回戦で桐蔭学園と対戦。春は横浜に大逆転負けを喫し、ノーシードであるが第一シード級の力を持つ相手。球が上ずり調子が出ないエース白村投手から桐蔭学園がタイムリーで先制すると塾高も植田さんのホームランで同点に追いつきます。ここで桐蔭が投手を右横手の船本に代えますが、この船本を打ちあぐみました。一方中盤を抑えていた白村投手でしたが7回にタイムリーで勝ち越しを許すと、8回にスクイズで加点され敗れました。
桐蔭学園は決勝まで進みますが横浜隼人に敗れ準優勝。横浜隼人は春夏通じて初の甲子園出場。横浜隼人には昨夏から横浜隼人のコーチになり、春から同校の教師に就いている54回生星野さんがいて、自身4度目の甲子園出場となりました。
大会後、AAAアジア選手権大会に出場する全日本メンバーに白村投手が選ばれ出場しました。
■ 平成20年(2008年)秋 県大会 優勝(49年ぶり4度目)
2回戦 11-0 座間
3回戦 8-1 東海大相模
4回戦 10-0 鎌倉
準々決勝 7-0 桐光学園
準決勝 3-1日大
日大 010 000 000 1
慶應 200 001 00×3
◇白村-植田
【二】 白村
決勝 7-1日大藤沢
日藤 001 000 000 1
慶應 001 010 50×7
◇白村-植田
【三】 春山、白村
【二】 渡辺、植田
■平成20年秋季関東(2年連続9度目の出場) 優勝(49年ぶり2度目)
準々決勝 7-3 木更津総合
総合 100 002 000 3
慶應 100 000 30×4
◇白村-植田
【二】 宮下
準決勝 8-4 前橋商業
前商 003 100 000 4
慶應 110 301 20×8
◇白村、明、瀧本-植田
【三】 白村
【二】 植田
決勝 9-6 習志野
慶應 021 001 500 9
習志野500 001 000 6
◇ 明、瀧本、白村-植田
【三】 春山
【二】 春山
■平成20年明治神宮野球大会(初出場) 優勝(初)
準々決勝 4-2 光星
光星 001 000 010 2
塾高 022 000 00×4
◇明-植田
【二】植田、渡邉
準決勝 6-0 鵡川
鵡川 000 000 000 0
塾高 011 030 10×6
◇瀧本-植田
決勝 8-6 天理
塾高 310 020 020 8
天理 022 001 100 6
◇明、瀧本、白村-植田
【三】石黒
【二】荒川
■平成21年春 選抜大会(2年連続8度目の出場)
1回戦 1-4 開星
慶應 000 001 000 1
開星 000 002 02x 4
◇白村-植田
【二】 佐藤旭、荒川
■平成21年(2009年)春 県大会 ベスト8
3回戦 4-0 横須賀総合
4回戦 11-1 川崎北
準々決勝 1-2 桐光学園
塾高 000 000 001 00 1
桐光 000 010 000 01X2
◇明、三宮、白村-橘、植田
【二】 藤本、宇高
■ 平成21年(2009年)夏
2回戦 5-0 逗葉
3回戦 1-3 桐蔭学園
慶應 000 100 000 1
桐蔭 010 000 11x 3
◇白村-橘
【本】 植田
【二】 橘
【62回生】
部長 七條義夫
副部長 赤松衡樹
監督 上田 誠(現監督)
コーチ 湯浅亮一(57回生)
鈴木賢吾、竹下俊輔、渡辺達也、村上謙太(58回生)
細江貴文、遠藤雄史、榮大吾、黒住駿、佐々木理人、奥井雄太、上田陸平(59回生)
佐々木啓、普久原祐輔、牟田浩司(60回生)
主将 佐藤旭
副将 橘友貴、日笠陽太
主務 田中謙将
選手 赤星、朝山、五十川、伊藤、稲山、今西、岩澤、小田、小俣、金子、岸、小板橋、小西、近藤、齋藤、才茂、佐伯悠、佐伯瞭、佐藤優、椎名、下田、杉山、瀬川、田浦、瀧本、
竹内、田中将、辻、西向、長谷川、林、樋口、藤田、藤本、班目、松本、宮坂、宮下、明、
望月、八田、山下、山村、湯屋、横谷、渡辺静、渡邉拓
2年ぶりに地区予選からとなった新チームは順調に3連勝で秋季県大会に進みました。
久しぶりに日吉台球場で行われた2回戦は長打7本大量10得点でコールド勝ち、3回戦は5安打ながら敵失を生かし、逆転勝ちし、夏の甲子園初出場で勢いのある横浜隼人との対戦を迎えました。夏優勝の原動力となった隼人の今岡投手に3回までに6安打を浴びせ谷田さんの2ランなどで3点をリードしますが後半隼人の反撃により9回に同点に追いつかれます。満塁のピンチを三宮投手が何とか踏ん張り延長へ。延長11回に藤本さんのタイムリー2塁打で勝ち越し、橘さんの満塁本塁打で試合を決めました。保土ヶ谷球場で行われた試合前のノックで隼人は54回生の星野さんがノッカーとなり、塾高上田監督のノックに繋ぐ場面がありました。準々決勝では東海大相模と対戦。エースが4本の長短打を浴び守備の乱れもあっていきなり5失点。4回には連続ヒットと四球の満塁から守備の乱れが続くなどでさらに6失点。一方、打線は東海の右横手投手を打ちあぐみなかなかヒットが出ず、結局5回10点差のコールド敗退となりました。秋季大会はベスト8にとどまり3季連続の選抜出場とはなりませんでした。
東海大相模は県大会、関東大会を制し、明治神宮大会準優勝となりました。
春季県大会地区予選サレジオ戦で谷田さんが本塁打を連発。戸塚戦では橘さんが本塁打。
2回戦でも橘さん、藤本さんの本塁打が飛び出すなど打線が好調。
負ければ夏のシード権を獲得できない3回戦は横浜との対戦。谷田さんの2ランで先制するも追いつかれ、以後お互いに得点できず延長戦に。円超12回に敵失で勝ち越すと佐藤旭さんの3塁打で追加点を奪い、三宮投手が12回を投げきり横浜に対し、久々の勝利をあげました。
4回戦の桐光学園戦でも初回に谷田さんの2点3塁打で先制し、同点の3回には橘さんの本塁打で勝ち越しますが、中盤で桐光打線につかまり逆転負けとなりました。春季大会はこの桐光が優勝しました。
夏は投手陣が安定し、順調に勝ち上がります。まずは三宮さん、佐藤優さんのリレーにより7回コールド完封で初戦を飾ると、3回戦は1年生斎藤投手が2安打完封。塾高の夏の完封は実に1992年の掘田投手以来18年ぶりで1年生では初。4回戦は三宮さんが12奪三振無四球完封。藤本さんが先制タイムリー。5回戦も明投手が5回をパーフェクトに抑え、佐藤優さんに繋いで4試合連続完封勝ち。この試合も初回に藤本さんが先制タイムリーを打ちました。
準々決勝は優勝候補東海大相模との対戦。初回藤本さんのタイムリー3塁打で先制し、3回にも2死1・2塁から4番谷田さんの痛烈な当たりがライトフェンスへ向かいますが、これを背走した東海ライト伊地知がジャンプで好捕するスーパープレイで得点できません。4回まで無得点に抑えていた先発三宮投手は5回にソロを打たれ同点となります。7回には3連打で勝ち越され、塾高も1点を返すものの追いつけず、敗戦となりました。
この夏はベスト8に残ったチームの中で投手成績と打撃成績の1位は塾高。打撃成績1位が山本泰さんで.615、3位が佐藤旭さんと藤本さんで.556と上位に塾高の選手が占めました。
なお、東海大相模は33年ぶりの甲子園出場を果たし秋の神宮大会に続き、全国準優勝となりました。
3月には前年までの甲子園出場寄付の余剰金をもとに念願の照明設備が完成しました。
6月には盛岡一高創立130周年招待試合で同校と対戦し、4-2で勝利しています。なお、同校とは93年前の1917年第3回全国中等学校野球大会で対戦しておりそのときは1-2で敗戦しています。
■ 平成21年(2009年)秋 県大会
地区予選 15-1 サレジオ
23-0 瀬谷西
8-0 鶴見
2回戦 10-0 鎌倉
3回戦 5-4 藤嶺藤沢
4回戦 8-3 横浜隼人
慶應 102 000 000 05 8
隼人 000 020 001 00 3
◇明、瀧本、三宮-小関
【本】谷田、橘
【三】原田
【二】杉山2、藤本
準々決勝 1-11 東海大相模
東海 500 60 11
慶應 010 00 1
◇明、瀧本、佐藤優-小関
■ 平成22年(2010年)春 県大会 ベスト16
地区予選 24-1 元石川
10-0 関東六浦
5-3 戸塚
2回戦 13-3 西湘
3回戦 4-2 横浜
慶應 200 000 000 002 4
横浜 000 200 000 000 2
◇三宮-小関
【本】谷田
【三】佐藤旭
【二】竹内2
4回戦 3-7 桐光学園
慶應 201 000 000 3
桐光 200 230 00X 7
◇佐藤優、三宮-小関
【本】橘
【三】谷田
■ 平成22年(2010年)夏 ベスト8
2回戦 8-0 金沢
3回戦 3-0 上溝
4回戦 4-0 川和
5回戦 4-0 西湘
西湘 000 000 000 0
慶應 200 200 000 4
◇明、佐藤優-小関
【三】 藤本
【二】 竹内、杉山
準々決勝
東海000 010 221 6
慶應100 000 010 2
◇三宮、明、瀧本-小関
【三】 藤本
【63回生】
部長 七條義夫
副部長 赤松衡樹
監督 上田 誠(現監督)
コーチ 細江貴文、遠藤雄史、榮大吾、黒住駿、佐々木理人、奥井雄太、上田陸平(59回生)
佐々木啓、普久原祐輔、牟田浩司(60回生)
田村勇磨、森本弘毅、杉林秀輝(61回生)
主将 谷田成吾
副将 小関恵太(秋)、三宮 舜、堤 省悟(春以降)
主務 水上雅貴
選手 石井 、岩男、伊藤、宇津木、梅澤、越後、大西、紀内、北口、金、小島、小林、斎木、才茂、坂本、佐々木、塩澤、柴村、田中、谷川、塚本、名田屋、縄、原田、馬場、藤枝、藤川、法性、前嶋、三浦、森田、森(優)、森(俊)、山本(諒)、山本(泰)、善波、吉野、渡邉、
秋は地区予選で8年ぶりに敗退試合があり、2位で県大会へ進出。県大会は1回戦、2回戦をコールドで勝ちあがります。しかし3回戦で横須賀総合の中村投手を打てず、波乱の敗退となりました。
10月には仙台育英硬式野球部80周年記念試合に横浜高校とともに招待されました。
3月11日に東日本大震災が発生。当時選抜出場の国学院久我山高校と日吉台で練習試合中でした。帰宅できなくなった同校の選手と塾高の選手の一部は学校に宿泊し、翌日帰宅しました。開催が危ぶまれた春の大会は応援自粛、節電のため延長なしというという形で開催されました。
地区予選3試合をコールドで勝利し、県大会も4回戦まで二桁得点やコールドで勝ち進みます。そして迎えた桐蔭学園との準々決勝。桐蔭内海投手と塾高三宮投手との投手戦が予想された試合は初回に谷田さんがセンターオーバーのホームランで先制。5回に同点にされると7回には4番沓掛さんが左中間に勝ち越しホームランで接戦を物にしました。三宮投手は4安打に抑えました。
続く横浜高校との準決勝は実質的な決勝戦。初回斎藤さんが右前2点タイムリーで先制し、その後も2点を追加。三宮投手は初回1死満塁のピンチを抑えると2回以降は散発の3安打に抑え、被安打4奪三振9で完封しました。 なお、横浜は夏を制し、3年ぶりの甲子園出場を果たしています。
向上との決勝戦は1・2回で4点を失った先発齋藤投手が自ら満塁ホームランを放ち逆転し、2回からリリーフした山本泰投手が8回まで1失点に抑え4年ぶり4回目の優勝を決めました。
春は9本塁打、1大会9本塁打は塾高歴代初。(谷田4、原田2、木村、沓掛、斎藤)従来は18年春(山口3、正木2、高尾、宮本、伊場)の8本でした。
関東大会には神奈川県からは慶應義塾、向上と推薦で選抜優勝の東海大相模が参加。4年ぶり6回目の出場となる塾高は習志野と対戦。初回三宮さんは無死1・3塁のピンチを無失点で切り抜けます。2回敵失のランナーを内野ゴロで返し先制しますが、その裏7番にどんぴしゃのホームランを打たれ同点。しかし3回に沓掛さんのタイムリーで再び1点リードします。なおもランナー1・2塁のチャンスのはずでしたが飛び出した2塁ランナーが刺され1点止まり。中盤は三宮さんが12奪三振の力投を見せるも徐々に球数が増えていきます。4回以降得点できなかった塾高は7回1死2塁のチャンスを作ったところで習志野は先発の左腕から速球派の右腕にスイッチし抑えられました。8回裏は連打で無死1・3塁のピンチとなり内野ゴロで同点にされ、さらに9番に勝ち越しタイムリー2塁打を打たれ逆転負けとなりました。
夏の初戦を6回コールドで勝利すると3回戦は谷田さんの先制2点スリーベース、加藤さん、舟波さん、三宮さんのリレーで勝利します。
4回戦は塾高3投手のリレーも日大藤沢に4本のタイムリーを許し、5失点。齋藤さん2点2塁打のあとは田邊さんのヒットで本塁を突きますがアウト。塾高も12安打放ちますが追撃及ばず敗退となりました。
谷田さんの高校通算77本塁打は横浜筒香の69本を抜く神奈川記録。(AAA含む)
谷田さんは全日本選抜メンバーとしてアジアAAA選手権大会に出場しました。5試合全試合に先発出場し、安打と打点を記録する(16打数8安打7打点)など活躍し日本は優勝しました。谷田さんも1塁手としてオールスターメンバーに選ばれました。
12月に3年係りで取り組んできた管理棟の建設に着手、2月に完成しました。
■ 平成22年(2010年)秋 県大会
地区予選 18-2 鶴見
3-4 川和
6-2 横浜栄
1回戦 9-2 永谷
2回戦 7-0 藤沢
藤沢 000 000 0 0
慶應 120 013× 7
◇三宮-木村
【二】原田、沓掛、山本諒
3回戦 1-3 横須賀総合
横須賀 110 001 000 3
慶應 001 000 000 1
◇三宮-木村
【二】原田
■ 平成23年(2011年)春 県大会 4年ぶり4度目優勝
地区予選 12-0 舞岡
10-0 光陵
14-1 サレジオ
2回戦 15-1 綾瀬
3回戦 11-1 横浜商
4回戦 9-2 藤嶺藤沢
準々決勝
桐蔭000 010 000 1
慶應 100 000 10×2
◇三宮-木村
【本】谷田、沓掛
準決勝
横浜 000 000 000 0
慶應 201 001 00×4
◇三宮-木村
【三】山本諒
【二】山本泰、木村、三宮
決勝
向上 220 100 000 5
慶應 074 000 20×13
◇齋藤、山本泰、三宮-木村
【本】斎藤
【三】田邊、山本泰
■平成23年春季関東大会 4年ぶり6度目の出場
慶 應 011 000 000 2
習志野 010 000 02×3
◇三宮-木村
■ 平成23年(2011年)夏
2回戦 14-0 高津
3回戦 3-2 百合丘
慶 應 003 000 000 3
百合丘000 110 000 2
◇加藤、舟波、三宮-木村
【三】谷田
【二】金
4回戦 2-5 日大藤沢
日藤 011 020 010 5
慶應 000 000 200 2
◇山本泰、舟波、三宮、山本泰-木村、金
【二】山本泰、齋藤
【64回生】
部長 七條義夫
副部長 赤松衡樹(46回生)
監督 上田 誠
助監督 森林貴彦(43回生)
コーチ 奥井雄太、榮大吾、細江貴文(59回生)
佐々木啓、普久原祐輔、牟田浩司(60回生)
田村勇磨、森本弘毅、杉林秀輝、齋藤拓磨、富永哲生(61回生)
近藤勢、宮坂元也、五十川智也(62回生)
主将 木村健人
副将 加藤拓也
主務 山木優佑
選手 飯田、今橋、梅沢、大芦、大坪、大甫、大和田、岡村、荻原、河野、北川、木全、沓掛、斎藤、佐々木、島田、菅原、杉山、隅谷、田澤、田邊、谷口、畑中、花牟礼、早川、林、兵頭、廣橋、藤井、藤川、藤田、藤原、舟波、星崎、増田渉、増田拡、丸山、森山、山本、吉澤、吉田、吉野、
木村新主将のチームがスタート。秋は地区予選3連勝のあと2回戦はコールドで勝ち上がり、4回戦は舟波投手完投で横浜商を下し、4回戦は齋藤選手の本塁打などで大量12得点を奪い7回コールド勝利。準々決勝は先制するも逆転されベスト8に終わりました。
春は地区予選3試合を5回コールド連続完封勝利。2回戦は齋藤選手、舟波選手のホームランで8回コールド完封。3回戦も加藤投手の力投で三浦学苑に完封勝利と順調に勝ち上がります。迎えた4回戦は横浜隼人戦。初回3得点で主導権を握りますが隼人2番手以下の投手からなかなか追加点を奪うことができません。塾高も舟波投手から加藤投手へ繋ぎ隼人の反撃を抑えにかかりますが、土壇場の9回2死に同点に追いつかれ、延長戦へ。そして延長13回、6回からリリーフし13回まで抑え続けた隼人の4番手左澤投手にサヨナラヒットを打たれ敗戦となりました。横浜隼人はその後東海大相模や横浜にも勝利し初めて春の県大会を制しました。左澤投手も県大会、関東大会で24回を投げ自責点0と活躍しました。
第3シードで迎えた夏の大会は順当に勝ち上がり、4回戦も厚木に沓掛選手のタイムリーで先制し勝利すると、5回戦は第2シード湘南学院と対戦します。5回に3点を先制されますが、すぐさま齋藤選手の2ランホームランで反撃を開始し、7回にも齋藤選手のタイムリーで同点に追いつき8回に集中打で逆転勝利。加藤投手は完投しますが182球を費やし、中1日で迎えた準々決勝平塚学園戦で5回途中力尽きます。初回から140キロ台の投球で押しましたが平学打線につかまり2008年以来の夏4強はかないませんでした。
8月にはAAA選手権大会に出場するスリランカチームとの親善試合が行われました。試合後には桜丘も含めた3チームの交流会が行われました。
日吉倶楽部会長は5月に加藤会長から名取会長に交代となりました。加藤会長は三田倶楽部会長に就任しています。
同月、事務局堀之内英二さんが急逝するという悲しい知らせもありました。夏の大会で翠嵐に勝利しましたが同校との勝利は堀之内さんが活躍した1973年春の地区予選以来のことでした。
東京六大学野球春季リーグ戦では60回生阿加多さんが首位打者を獲得しました。
6月には塾高と早稲田実業の2校が北海道招待試合に招かれました。
■ 平成23年(2011年)秋 県大会
地区予選 10-0 永谷
12-2 鶴見
18-0 保土ヶ谷
2回戦 11-3 横浜清陵総合
3回戦 6-1 横浜商
4回戦 12-3 向上
向上 000 102 0 3
慶應 313 122× 12
◇舟波-木村健
【本】齋藤
【三】田邊、舟波、齋藤
【二】田邊、木村健
準々決勝 2-4 武相
慶應 100 000 100 2
武相 003 010 00×4
◇舟波-木村健
【三】舟波
【二】田澤、木村健
■ 平成24年(2012年)春 県大会
地区予選 14-0 横浜立野
11-0 東
11-0 神奈川大附
2回戦 7-0 山手学院
3回戦 3-0 三浦学苑
三浦000 000 000 0
慶應 002 000 10×3
◇加藤-木村健
【二】木村健
4回戦 4-5 横浜隼人
慶應 300 001 000 000 0 4
隼人 010 000 201 000 1×5
◇舟波、加藤-木村健
【三】舟波
【二】沓掛、田邊、加藤
■ 平成24年(2012年)夏 ベスト8
2回戦 4-0 横浜翠嵐
3回戦 14-1 白山
4回戦 5-0 厚木
5回戦 6-3 湘南学院
湘南 000 030 000 3
慶應 000 020 13× 6
◇内村、加藤-木村健
【三】齋藤
【二】内村、沓掛
準々決勝 1-8 平塚学園
平学 011 040 002 8
慶應 010 000 000 1
◇加藤、内村、田村、福田、舟波、林-木村健
【二】加藤
【65回生】
部長 七條義夫
副部長 赤松衡樹(46回生)
監督 上田 誠
助監督 森林貴彦(43回生)
コーチ 奥井雄太(59回生)
田村勇磨、森本弘毅、杉林秀輝、齋藤拓磨、富永哲生(61回生)
近藤勢、宮坂元也、五十川智也(62回生)
伊藤文起、森優斗、小島宗太郎(63回生)
主将 小原徳仁
副将 塩健一郎、山本遼
主務 小幡真之
選手 田原、亀井、草田、福神、田中、綱島、櫻井、細川、加藤、隆原、木村、前川、本岡、
横川、小峯、中濱、鴨志田、川田、寺坂、嶋内、松井、杉山、玉村、関根、田村、石井、中西、村山、小笠原、高橋、田口、野村、森田、内村、北濱、藤田、石田、都築、藤川、細田、青木、有馬、天野、廣松、植田、宮良
秋は3回戦で東海大相模と対戦。2回に2点先制し、4回に同点にされるもすぐに勝ち越すが中盤の失点で逆転負けとなりました。東海大相模はこのまま勝ち上がり秋季県大会を制しました。
春は2回戦で慶應対決となります。湘南藤沢は54回生星野監督が率いますが、5回コールドで塾高が勝ちました。ここまで4試合連続コールド勝ち。3回戦は先発原田投手が8回を無安打無四球(失策のランナーひとりのみ出塁)と好投。亀井投手につなぎ継投で無安打無得点に抑えました。1番塩選手は2塁打2本、3塁打1本、3打点と活躍し夏のシード権を獲得。4回戦は昨春同様横浜隼人と対戦。この横浜隼人は昨秋準優勝のチームです。初回は名幸選手がタイムリー2塁打とスクイズで3点先制。2回も名幸選手がタイムリー2塁打で追加点。先発は1年生津留崎投手、3回まで無失点で抑えますが4回に内野ゴロの間に失点すると、失策、タイムリーで3点を返されます。5回から亀井投手が登板も2本のタイムリーを打たれ逆転を許し、試合はそのまま終了。
夏は2回戦を原田さん、津留崎さん、高橋さんのリレーで完封勝利すると、3回戦は1年生柳町選手の攻守にわたる活躍や亀井投手の好投でコールド勝利。4回戦は高校に入って初先発という田村投手の好投で順当に勝ち進みます。5回戦は両軍計25安打の打撃戦となりましたが、1年生高橋さん、津留崎さんの投手リレーで3失点に抑えます。柳町さんの先制タイムリーや塩さんのタイムリー3塁打などによる得点と吉田選手のファインプレーなどで、2年連続のベスト8進出を果たしました。準々決勝は春季優勝の桐蔭学園と対戦。初回1死満塁と桐蔭学園のエース齋藤を攻めましたが、無得点に終わります。一方その裏2死無走者から4連打で3点を失うと主導権が桐蔭に。準決勝進出とはなりませんでしたが1・2年生7人がスタメンとなる若いチームを3年生50人全員が引っ張り、チーム力を向上させました。夏のチーム打率は.375で8強の中でトップ。柳町選手、植田選手の5割や名幸選手など上位30人に最多の6人が入りました。
小原主将は神奈川選抜に選ばれ、2012年秋のスリランカとの国際親善試合に出場しました。
5月には松商学園野球部創部100周年記念試合に早稲田実業とともに招待されました。
■ 平成24年(2012年)秋 県大会
地区予選 11-1 秀英
9-2 鶴見
14-0 旭
2回戦 11-1 西湘
西湘 000 010 1
慶應 201 323×11
◇田村-三枝
【二】小原、植田
3回戦 3-6 東海大相模
東海 001 121 001 6
慶應 020 100 000 3
◇吉田、内村、田村-三枝
【二】吉田
■ 平成25年(2013年)春 県大会 ベスト16
地区予選 33-0 森村学園
11-1 秀英
14-0 岸根
2回戦 10-0 慶應藤沢
3回戦 5-0 横浜商
Y校000 000 000 0
慶應 120 002 00×3
◇原田、亀井-三枝
【三】塩
【二】塩2、小原、井原
4回戦 5-6 横浜隼人
慶應 320 000 000 5
隼人 000 330 00×6
◇津留崎、亀井、原田-三枝、木村
【二】名幸2
■ 平成25年(2013年)夏 県大会 ベスト8
2回戦 4-0 横浜青陵総合
3回戦 12-0 横浜栄
4回戦 14-1 渕野辺
5回戦 8-3 武相
慶應 210 210 110 8
武相100 100 100 3
◇高橋、津留崎-三枝
【三】塩
【二】植田
準々決勝 1-9 桐蔭学園
慶應 000 100 0 1
桐蔭 300 330×9
◇高橋、亀井、津留崎、原田-三枝
【二】小原